松山愼介の2冊目の評論集です。

『「昭和」に挑んだ文学』(不知火書房)として、横光利一、江藤淳、火野葦平を取り上げ、戦争と検閲の時代であった、「昭和」を文学者たちがどう生きたかを考えてみました。

 それぞれの文章は「異土」に掲載しましたが大幅に手を入れています。是非、ご一読下さい。

 

 アマゾンで取り扱っていないかも知れませんので、近くの書店にない場合は、こちらのサイトでも注文を受け付けます。

 3080円(税込み)

 (5月10日過ぎには書店に並ぶ予定です。)

                2022年5月

 2020年2月11日に亡くなられた浅田高明さんの

遺稿となった本です。

 お問い合わせは文理閣まで。

「文学表現と思想の会」から、秋吉好『田中桐江ーある隠儒の生涯ー」が出版されました。

「異土」に四号に渡って連載されたものに、加筆した力作です。池田の隠れた儒学者・田中桐江の生涯を追求しています。

 定価1636円+税です。ご希望の方は「お問い合わせ」から、申し込み下さい。

 

 松山愼介の『「現在」に挑む文学』が響文社から1月13日発売です。

「異土」に発表した、村上春樹論、大江健三郎論、井上光晴論を一冊の本にまとめました。村上春樹論は改題、改稿しました。

(2017年1月)

 

 本会主宰者の秋吉好氏の『天保新酒番船』(700円+税)が文芸社文庫として刊行されました。全国の書店、アマゾンでお買い求め下さい。

 

 海洋時代小説の快作!!

 江戸時代に、菱垣廻船や樽廻船が上方と江戸のあいだを頻繁に往来した。年一度の新酒番船(樽廻船競争)に挑む父子と灘の銘酒「白濤」の再興を目指す父娘の物語。

        (2016年9月15日)

 

 

 

 浅田高明氏の『「生命」」と「生きる」こと(ハンセン病を巡る諸問題を視座として)』が刊行されました。

 同人誌「異土」9号、10号に掲載されたものです。前半は北條民雄論、後半はハンセン病が取り扱われてきた歴史が

詳しく分析されています。定価は2500円+税。

 お問い合わせは京都の文理閣(075-351-7553)へ、アマゾンでも取り扱っています。

                            (2016年8月10日)

 

 

 

浅田高明さんの新刊 『私の太宰治』が2019年1月に文理閣より刊行されました。

                   (¥3,500円+税)

目次 

第1部 私の太宰治論(『畜犬談』余録
“風に藤波さわぐ時”
『パンドラの匣』
師弟の愛憎―井伏鱒二と太宰治
オリオンの星は燦めく―太宰治・晩年における或るエピソード
長篠康一郎先生を偲んで)
第2部 私の体験的作品論(遠藤周作『海と毒薬』―その実相と分析の試み
「あの夏―60年目の恋文」をめぐる追想の前・後日譚
川端康成『山の音』の背景としての昭和の戦争と戦後史
焼夷弾と模擬原爆 空襲被災体験―その検証と考察
補遺 神谷美惠子抄)